最近、暗号資産界隈で注目を集めている投資案件 Partisia Diffusion Final(PDF)。
その魅力的な収益性を謳ったマーケティングに惹かれる一方で、「これって本当に大丈夫なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
このPartisia Diffusion Final(PDF)とは、Partisiaブロックチェーン上で提供されている特定のステーキング投資プログラムをいいます。



ん?なんのことかさっぱり意味がわからない
簡単にいうと、将来価格があがるだろうと期待されているパーティシア(MPC)という仮想通貨を運用して、ステーキングという仕組みでお金を増やす、ということです。
ですが!
信じられないぐらい高い手数料のせいで、預けても資産が増えないというシステム。
今回は、PDFの仕組みやリスクを深掘りし、独自の視点でこの投資案件の本質を探ってみました。
ネットに溢れる情報だけでは見えないポイントなど掘り下げてみていきます。
Partisia(パーティシア)とは?仕組みとメリット
Partisia Diffusion Final(PDF)について語る前に、Partisia(パーティシア)とは?
Partisiaは、データのプライバシー(個人情報の保護)とセキュリティ(安全性)を重視した新しいブロックチェーンの仕組みを提供しています。
データを守りながら、安心して情報を使ったり共有したりできるのが特徴です。


Partisiaはが使われるのは、
✅金融サービス
お金のやりとりを秘密にしながら、安全に処理できます。たとえば、個人情報を守りつつ送金や契約が可能です。
✅データ取引
データを安全に売り買いできる仕組みを提供します。会社や個人がデータを安心して取引できます。


Partisiaブロックチェーンの運用において重要な役割を果たすのが、MPCトークンです。


・ネットワーク内の取引手数料の支払い
・ステーキング(トークン保有による報酬獲得)
・ガバナンスへの参加(プロジェクト運営における意思決定)
PDF(Partisia Diffusion Final)は危ないと言える問題点
PDF(Partisia Diffusion Final)の問題点は、大きく3つに分けられます。
1. 運営会社の透明性が低い
運営元の不明確さ
PDFを運営する「First PJ Fujita Trading Corporation Inc.」はフィリピンに拠点を置いていますが、この会社の詳細情報は非常に限られています。
代表者名、過去の実績、運営チームのプロフィールなどがほとんど公開されていません。
- 不透明性
信頼できる運営者なのか判断できない。 - 法規制の問題
フィリピンは暗号資産に関する規制が緩く、万が一詐欺被害に遭った場合、法的救済が難しい。



運営が途中で姿を消したり、プロジェクトを突然終了する可能性ありね。これは過去の投資詐欺案件でも頻繁に見られたパターンよ。
2. 高収益の仕組みに隠されたリスク
PDFが謳う「高い年間利率」は魅力的かもしれませんが、これを実現するためには以下の条件が必要です。
- MPCトークンの価格が常に上昇し続けること。
- 新規投資家が増え続けること。
ですが、このモデルは新規参加者が減少した場合、システム全体が崩壊する可能性があります。
- トークン価格の暴落
報酬として配布されるMPCトークンが売却されることで、市場価格が下落し、実際の収益が低下。 - 収益モデルの破綻
新規参加者が増えなくなれば、収益の源泉が消滅します。




3. アフィリエイトプログラムの仕組みと法的リスク
PDFにはアフィリエイトプログラムがあり、新規参加者を紹介することで報酬が得られる仕組みになっています。
一見、手軽に稼げるように見えますがこのような問題があります。
- 紹介報酬が主要な収益源になっている可能性
新規参加者が減少すると、収益が減る可能性。 - 特定商取引法違反の可能性
日本国内でネットワークビジネスを行う場合、法律の制約があり、これに違反すると法的問題に発展する可能性があります。
ネットワークビジネス特有のリスクとして、友人や家族を紹介することで人間関係が悪化する場合があります。また、紹介が広がらないと、自分自身の収益が伸びなくなるジレンマに陥ることも。



お金を稼ぎたいという欲のせいで大切な友人関係が崩れてもどうも思わないかな?


12%利回りと高額手数料で割にあわない投資だとわかる
年間のステーキング報酬は12%ほどと高いのですが、それよりも手数料が馬鹿みたいに高いです💦
投資プラン…手数料 20%
ビジネスプラン…手数料 40%
これらの手数料は、実は先払いになっているのです。
先払いをすれば12%の利益がもらえるという仕組みなので、結局上にいる人たちを潤すためだとわかるかと思います。
いくら利益がもらえるのか計算してみましょう。
条件:
1MPC価格: 15.26円
年間利回り: 12%(複利)
手数料: 初期投資額の20%(先払い)


| 初期投資額 | 手数料(20%) | 実際の投資額 | 初期MPC保有数 | 1年後の総資産 | 2年後の総資産 | 3年後の総資産 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10万円 | 20,000円 | 80,000円 | 5240.31MPC | 89,600円 | 100,352円 | 112,394円 |
| 50万円 | 100,000円 | 400,000円 | 26,201.57MPC | 448,000円 | 501,760円 | 561,971円 |
手数料20%を差し引いたことで、初期投資額が減少し、最終的な利益も削られます。
たとえば、10万円の投資額では、最終的な3年後の総資産は約112,394円で、ほとんど利益がありません。
MPC価格が15.26円から上昇すれば、手数料を含む負担を補うだけの利益が得られる可能性があります。
ですが、価格が下落した場合、利益はさらに少なくなり、元本割れは免れません!



一般的な投資案件では手数料が1%〜5%程度のことが多く、20%という数字は異例の高さよ。
これだと投資開始前のハードルは高く、収益化は難しいの
ちなみに、資金を引き出せないロック期間は1年間ですが、その間に引出したいなら、10%の解約料を支払えばOKです。
PDFの口コミと評判
知恵袋を調べると結構な口コミがでてきました。
騙された!という口コミはなかったのですが、不安の声は多くみつかったので、一部をシェアしたいと思います。
まず仮想通貨購入代行をしているという人の話を聞きました。
内容は、まず今半減期が来るからパーティシアという仮想通貨を買えば一年後には最低でも60倍に上がる。そこに目をつけて購入代行の事業をしている。これは毎年上がる通貨を見定めて毎年事業をしている。ノードを持っている事業所があるから、そこで代行をしている。最低購入額は1.6万円からで60%を持ち金に残りの40%を広告費として事業団体全体で割り振るというものです。
そして、利益が出て出金した際に10%を事業団体が貰い受ける。出金したお金は日本の税対策として、ラオスのJDB銀行の口座を作ってもらいそこに出金される。そうすれば税もほとんどかからないし、置いとくだけで年利7.5%は貰える。そこからクレジットカードを作ればいつでも引き下ろせるし、買い物にも使えるから便利だよ。
という話でした。まだ大まかな内容しか聞いていないので、分かりにくい部分はあると思いますが、これは詐欺なのでしょうか?
それとも、本当に40%、10%をもらって事業団体の収入にするという仕事なのでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11295925506
〈至急〉PDF投資詐欺について。投資、投資詐欺に詳しい方、お願い致します。たくさんの方からご意見頂きたいです。 ・投資詐欺にひっかかっている友人を止めたいです!(大学生です) 先日、友人に『ずっと話してる投資のやつで激アツキャンペーン今発表された!先着100名で100ドル貰えるから、私が尊敬してる方に会わせたい、話を聞いて』と言われ、友人と2人で話を聞きに行きました。
↓以下体験談です
29歳男性が勧誘者 カフェを指定され、話を聞く。 暫く余談。 ESBIについて教わる。金持ちは、経営者か投資家ばかり。その人たちが世の中のお金の8割を所有している。
実働労働者は、世の中の2割のお金を分け合っている状態。 高所得者になるためには⇒投資が必須 手段として『暗号通貨』を利用。
+αで資産運用できる! ビットコインは来年2025年にめっちゃ上がる! 2009年 0.09円/BTC ↓ 2024年 1000万円/BTC でも、プライバシー保護がない。
これからは、プライバシー保護に特化した『Partisia Blockchain』に投資するべき。 流行る前に買う、これが大切 ・Partisia Blockchain /20円 これから時価総額が上昇し、1000億円まで上がる。
今は20円だけど、来年秋に25倍〜500倍に上がる。 100万円投資したら、来年には2500万円〜5億円になる。
バックボーンにNTTや赤十字が着いているので、絶対に0円にはならない! 0円になってしまうのは、提携先が弱いコイン。Partisiaは既に上場しているから問題ない。
・About STAKINGについて。12%の利息が貰える。
【PDF(PARTISIA DIFFUSION FINAL)】の取り組みについて 億万長者の投資家達が集まって、みんなお金持ちになってHappyになりたい、誰かに感謝されいという心意気で始めた取り組み。
30人だけに限定で幹部の人から100ドル貰える。 利益が出たら、40%広告費としてPDFに取られる。残りの60%はMPC。
今回のPDFは第3弾。第1弾はFDP、ファントムを使った(5倍になった)。
第2弾はCDP、アゼロを使った(判定中)。第3弾はPDF、パーティシアを使った(判定中)。
CDPとPDF共に、2025年秋に爆益が出る。
ロックアップ期間が1年間。 勧誘の際に概要書面、契約書面はありませんでした。
どう見ても詐欺ですよね?
調べたら、PDFとういう団体は金商法違反、概要書面契約書面がないので、特商法違反に触れてると出てきました。ネズミ講だと思っています。
友人は、去年から投資をしていて、CDPとPDFに合計300万程(おそらく時計ローン)で入れています。
これからもお金を入れ続けようとしているので、止めたいです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11300681961?query=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%82%A2%20%E4%BB%AE%E6%83%B3%E9%80%9A%E8%B2%A8
投資よりもMLMで稼ぐのがPDFのやり方
PDF(Partisia Diffusion Final)はステーキング投資をしても資産はほとんど増えないことがわかりましたね。
なので、ネットワークビジネスとして人に紹介して投資してもらうほうが稼げるわけです。
MLMで稼ぐことに誇りを感じるかどうかは人それぞれですが、紹介した人たちを幸せにするどころか、不幸にする可能性が高いという点は見逃せません。
「ビジネスで儲けたい」という気持ちが「知人や友人を失う」ことよりも優先されるのであれば、それがあなたの価値観や器を反映しているのかもしれません。
ですが、その結果として大切な人間関係を壊してしまったら、後悔しないと言い切れるでしょうか?
さらに、MLMには詐欺まがいの手法が含まれている場合も少なくありません。
もし後になって、自分がそのような仕組みに加担していたことに気づいたとしたら、どのような気持ちになるでしょう?
その罪悪感はお金では埋められないものかもしれません。
実際、こんな不確実なビジネスに頼らなくても、地道に取り組めば成果を出せる副業はたくさん存在します。
たとえば、自動更新できるシステムサイト、ゲームアフィリエイトの新しい稼ぎ方、または誰でも簡単に始められるポイントサイトやアンケートモニターなども選択肢のひとつです。
お金を稼ぐことに焦るあまり、短絡的な選択をしてしまうのではなく、将来の自分に胸を張れる道を選びたいものです。
地道で堅実な努力が、最終的にはあなたを支えてくれるはずですよ^^





